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【幸せホルモン「βエンドルフィン」の分泌におすすめ】お風呂上りやサウナのツボマッサージ【サウナ・スパ有資格者監修】お役立ちアイテム・クチコミ

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こちらの記事でサウナ・スパ有資格者が幸せホルモン「βエンドルフィン」の分泌におすすめのツボマッサージをご紹介します。
お風呂上りやサウナで行うと効果的です。
βエンドルフィンは若返りホルモンとして若々しさや活力を保つのを助けます。
ご興味をお持ちの方は、ぜひ、お試しください。

 

執筆者の紹介

この記事は公益社団法人日本サウナ・スパ協会認定(厚生労働省後援)の有資格者が執筆しています。

サウナ・スパ資格認定証

※個人情報など一部加工しています。

 

幸せホルモン「βエンドルフィン」について

私たちの脳内では常に細胞から細胞へ無数の信号が伝えられています。
この信号を伝える神経伝達物質です。
神経伝達物質は約20種類ほどあり、そのひとつにβエンドルフィンがあります。
βエンドルフィンは若返りホルモンとして若々しさや活力を保つのを助けます。
また、脳内で生成される脳内麻薬(もしくは脳内モルヒネ)と呼ばれています。
ラソンなどで身体が苦しい状態が続いた後に、快感や陶酔感を覚えるのは、脳内でストレスを軽くするβ-エンドルフィンが分泌されて「ランナーズ・ハイ」と呼ばれる現象が起こっているからと言われています。
そのほか、セックスや美味しいものを食べたときにも分泌され、幸せホルモンのひとつされています。

βエンドルフィンの効果

  • 幸福感を感じやすくなります。
  • 気分が高揚しポジティブになります。
  • 快感や陶酔感を感じやすくなります。
  • 鎮痛効果があります。

βエンドルフィンが減少する原因

運動の機会や量が減ることでβエンドルフィンの分泌量が減り、ストレスがたまりやすくなります。

βエンドルフィンを増やす具体的な方法

  • βエンドルフィンは運動などで分泌されます。
    ジョギングやウォーキングなど、足の大きな筋肉を動かす運動を習慣にする。
  • 好きなものを食べる。
  • 好きなことや楽しいことをして笑顔を増やす。
  • 温冷交代浴やサウナで快感とリラックスする。
  • ツボマッサージが効果的です。
    幸せホルモン「βエンドルフィン」の分泌におすすめのツボマッサージをご紹介します。

ツボとは

ツボイラスト

ツボは東洋医学で「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、わたしたちの身体に無数に存在し、生命エネルギーを供給する出入口のような役割を果たしています。
公益社団法人日本サウナ・スパ協会「知っておきたいサウナ・スパの基礎知識」

 

【幸せホルモン「βエンドルフィン」の分泌におすすめ】お風呂上りやサウナのツボマッサージ【サウナ・スパ有資格者監修】

幸せホルモン「βエンドルフィン」の分泌におすすめのツボ

  1. 温冷交代浴やサウナで身体を温めます。
  2. 次の「合谷」のツボをマッサージしてよくほぐします。

オキシトシンに効果的なツボ

合谷(ごうこく)

手の甲側の親指と人差し指の 間でくぼみの部分にあります。
親指をツボにあて、残りの指4本を手のひらにあてて、痛気持ちよいぐらいの力加減で押します。
5~7秒かけてゆっくり押して3秒離すの動作を、両手に5~6セットずつ行いましょう。

ツボマッサージは他の幸せホルモン「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」の分泌にもおすすめです

ツボマッサージの基本動作

ツボマッサージの基本動作は、大きく分けて、「押す」、「なでる」、「もむ」の3つです。
これらをいろいろ試してみて、ご自身で効果的と思うものを組わせるとよいでしょう。

押す「指圧法」
  • 親指で押す「母子指圧法」

    親指で押す「母子指圧法」

    親指の腹でツボを押し、筋肉のこわばりをほぐしていきます。
    力の入れ具合は、片方の親指で押す方法と両手の親指で押す方法を使い分けるとよいでしょう。
  • 4本の指で押す「四指指圧法」

    4本の指で押す「四指指圧法」

    親指以外の4本の指の腹を手前に引くようにしてツボを押します。
  • 両手の手のひらで押す「手掌指圧法」

    両手の手のひらで押す「手掌指圧法」

    手のひら全体で押します。
    両手を重ねると強く押すことができます。
なでる「軽擦法」
  • 親指の腹でなでる「母指軽擦法」

    親指の腹でなでる「母指軽擦法」

    親指の腹や親指の先でなでます。

  •  2本の指でなでる「二指軽擦法」

    2本の指でなでる「二指軽擦法」

    人差し指と親指の間にケアする部分をはさんでなでます。

  • 4本の指でなでる「四指軽擦法」

    4本の指でなでる「四指軽擦法」

    人差し指から小指までの指の腹や指の先でなでます。

もむ「揉捏法」
  • 手のひらでもむ「手掌揉捏法」

    手のひらでもむ「手掌揉捏法」

    手のひら全体をケアする部分にあて、筋肉をしぼったり、こねるようにもみます。
    手や足をケアするときは、末端から心臓にむけてもむようにします。

  • 2本の指でつまみながらもむ「二指揉捏法」

    2本の指でつまみながらもむ「二指揉捏法」

    親指と人差し指で筋肉をはさみ、つまむようにしてもみます。

  • 4本の指でもむ「四指揉捏法」

    4本の指でもむ「四指揉捏法」

    人差し指から小指の腹や小指の先でなでます。

出典:公益社団法人日本サウナ・スパ協会「サウナ・スパ健康アドバイザー公式テキスト」