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【幸せホルモン「オキシトシン」の分泌におすすめ】お風呂上りやサウナのツボマッサージ【サウナ・スパ有資格者監修】お役立ちアイテム・クチコミ

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オキシトシン分泌ツボマッサージ-eye-catch

こちらの記事でサウナ・スパ有資格者が幸せホルモン「オキシトシン」の分泌におすすめのツボマッサージをご紹介します。
お風呂上りやサウナで行うと効果的です。
極度のあがり症、人付き合いにストレスを感じていらっしゃる方は、ぜひ、お試しください。

 

執筆者の紹介

この記事は公益社団法人日本サウナ・スパ協会認定(厚生労働省後援)の有資格者が執筆しています。

サウナ・スパ資格認定証

※個人情報など一部加工しています。

 

幸せホルモン「オキシトシン」について

私たちの脳内では常に細胞から細胞へ無数の信号が伝えられています。
この信号を伝える神経伝達物質です。
神経伝達物質は約20種類ほどあり、そのひとつにオキシトシンがあります。
オキシトシンが分泌されると副交感神経が優位にはたらくようになり、幸福感が高まることが認められています。
一方、オキシトシンが不足すると不安が高まったりイライラしたりして心が落ち着かなくなります。
極度のあがり症や、人付き合いにストレスの原因にもなります。

オキシトシンの効果

  • 心身ともにリラックスしてストレスを軽減させてくれます。
  • 幸せな気持ちが高まりポジティブになります。
  • 周囲の人への信頼感が高まります。
  • 自律神経が安定して集中力がアップします。
  • オキシトシンが多いと子供の学力が向上します。
  • ストレスに強くなり困難や逆境に打ち勝てるようになります。
  • 不安を解消しコミュニケーション力がアップします。
  • アルツハイマー病や自閉症の治療の可能性も示唆されています。

オキシトシンが減少する原因

オキシトシンが減少する原因は主に加齢とストレスです。
アンチエイジングとできるだけストレスがかからない生活習慣を取り入れることが、オキシトシンの分泌を増やすことにつながります。
また、人や動物などとのふれあいや交流もオキシトシンの分泌を増やします。

オキシトシンを増やす具体的な方法

  • 規則正しい生活習慣を取り入れる。
  • 好きな人と一緒に過ごす。
  • 手をつなぐ、ハグなどのスキンシップ。
  • ペットと触れ合う。
  • ツボマッサージを行う。
    幸せホルモン「オキシトシン」の分泌におすすめのツボマッサージをご紹介します。

ツボとは

ツボイラスト

ツボは東洋医学で「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、わたしたちの身体に無数に存在し、生命エネルギーを供給する出入口のような役割を果たしています。
公益社団法人日本サウナ・スパ協会「知っておきたいサウナ・スパの基礎知識」

 

【幸せホルモン「オキシトシン」の分泌におすすめ】お風呂上りやサウナのツボマッサージ【サウナ・スパ有資格者監修】

幸せホルモン「オキシトシン」の分泌におすすめのツボ

  1. 温冷交代浴やサウナで身体を温めます。
  2. 次の「合谷」のツボをマッサージしてよくほぐします。

オキシトシンに効果的なツボ

合谷(ごうこく)

手の甲側の親指と人差し指の 間でくぼみの部分にあります。
親指をツボにあて、残りの指4本を手のひらにあてて、痛気持ちよいぐらいの力加減で押します。
5~7秒かけてゆっくり押して3秒離すの動作を、両手に5~6セットずつ行いましょう。

ツボマッサージは他の幸せホルモン「ドーパミン」「セロトニン」の分泌にもおすすめです

ツボマッサージの基本動作

ツボマッサージの基本動作は、大きく分けて、「押す」、「なでる」、「もむ」の3つです。
これらをいろいろ試してみて、ご自身で効果的と思うものを組わせるとよいでしょう。

押す「指圧法」
  • 親指で押す「母子指圧法」

    親指で押す「母子指圧法」

    親指の腹でツボを押し、筋肉のこわばりをほぐしていきます。
    力の入れ具合は、片方の親指で押す方法と両手の親指で押す方法を使い分けるとよいでしょう。
  • 4本の指で押す「四指指圧法」

    4本の指で押す「四指指圧法」

    親指以外の4本の指の腹を手前に引くようにしてツボを押します。
  • 両手の手のひらで押す「手掌指圧法」

    両手の手のひらで押す「手掌指圧法」

    手のひら全体で押します。
    両手を重ねると強く押すことができます。
なでる「軽擦法」
  • 親指の腹でなでる「母指軽擦法」

    親指の腹でなでる「母指軽擦法」

    親指の腹や親指の先でなでます。

  •  2本の指でなでる「二指軽擦法」

    2本の指でなでる「二指軽擦法」

    人差し指と親指の間にケアする部分をはさんでなでます。

  • 4本の指でなでる「四指軽擦法」

    4本の指でなでる「四指軽擦法」

    人差し指から小指までの指の腹や指の先でなでます。

もむ「揉捏法」
  • 手のひらでもむ「手掌揉捏法」

    手のひらでもむ「手掌揉捏法」

    手のひら全体をケアする部分にあて、筋肉をしぼったり、こねるようにもみます。
    手や足をケアするときは、末端から心臓にむけてもむようにします。

  • 2本の指でつまみながらもむ「二指揉捏法」

    2本の指でつまみながらもむ「二指揉捏法」

    親指と人差し指で筋肉をはさみ、つまむようにしてもみます。

  • 4本の指でもむ「四指揉捏法」

    4本の指でもむ「四指揉捏法」

    人差し指から小指の腹や小指の先でなでます。

出典:公益社団法人日本サウナ・スパ協会「サウナ・スパ健康アドバイザー公式テキスト」