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【坐骨神経痛におすすめ】お風呂上りやサウナのツボマッサージ【サウナ・スパ有資格者が解説】

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坐骨神経痛ツボマッサージ-eye-catch

こちらの記事で、サウナ・スパ有資格者が坐骨神経痛におすすめのツボマッサージをご紹介します。
お風呂上りやサウナで行うと効果的です。
ぜひ、お試しください。

 

執筆者の紹介

この記事は公益社団法人日本サウナ・スパ協会認定(厚生労働省後援)の有資格者が執筆しています。

サウナ・スパ資格認定証

※個人情報など一部加工しています。

 

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛は、足に痛みが出たり、痺れが出たり、長く歩けなくなってしまうことなどが特徴的な疾患です。

坐骨神経痛を発症してからも、普段と変わらず仕事や家事を続けて、徐々に症状が悪化してくることもあります。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛は、腰からお尻、太もも裏面、下腿、足の指先にかけて通っている大きな神経で、約1mの長さがあります。

この坐骨神経が、次にあげる様々な要因で、圧迫されたり、炎症を起こしたりして痛みが引き起こされます。

坐骨神経痛を引き起こす要因

筋肉の緊張、長時間の座り仕事、運動不足、ストレス、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、脊椎分離症、腰椎すべり症、腰椎狭窄症、脊髄腫、骨盤部の捻挫や骨折

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛の痛みは、自覚症状であるため本人にしか分かりません。
「ジンジン」「ビリビリ」「ズキズキ」「チクチク」など様々な痛みやしびれを感じます。

  • お尻や太もも、ふくらはぎがと傷んだりしびれる
  • 下半身に感じる痛み・違和感
  • 長時間立っている作業していることがつらく、しびれる
  • 腰を反らすと下半身に痛みやしびれを感じる事がある
  • お尻の痛みやしびれが強く、長時間座り続けることが困難
  • 歩くと下半身に痛みやしびれが出てつらい
  • 前かがみになると痛みやしびれが強くなる

おすすめの坐骨神経痛の対処方法

坐骨神経痛は、痛みやしびれが慢性的な症状となっている場合が多いです。
慢性的な症状を緩和するには、身体を温めて血行を良くして、痛みをやわらげることが有効です。
こちらでは、身体を温めて血行を促進し、筋肉のこわばりをほぐす、温冷浴やサウナをおすすめしています。
※温冷浴の方法は記事の後半でくわしく解説しています。
温冷浴やサウナに、ツボマッサージを組み合わせることで、坐骨神経痛の痛みを自然とやわらげることができます。

ツボとは

ツボイラスト

ツボは東洋医学で「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、わたしたちの身体に無数に存在し、生命エネルギーを供給する出入口のような役割を果たしています。
公益社団法人日本サウナ・スパ協会「知っておきたいサウナ・スパの基礎知識」

 

坐骨神経痛におすすめ】お風呂上りやサウナのツボマッサージ

坐骨神経痛によく効くツボ

温冷浴やサウナで身体を温めます。

次のツボをマッサージしてよくほぐします。

坐骨神経痛に効くツボ1

①腎兪(じんゆ)

へその裏側で、ちょうどウエストのくびれライン辺りの、背骨から指2本外側にあります。

両手を腰にあてたときに、ちょうど親指があたる場所です。 

息を吐きながら、親指でゆっくり押し指先をまわすように刺激します。

左右同時に、親指でゆっくり5~7秒ほどかけて押しもむと効果的です。

この動作を7~10セットくらい繰り返しましょう。

②志室(ししつ)

腎兪よりも外側で、背骨から指4本分外側にあります。

腎兪と同じように、息を吐きながら、親指でゆっくり押し指先をまわすように刺激します。

左右同時に、親指でゆっくり5~7秒ほどかけて押しもむと効果的です。

この動作を7~10セットくらい繰り返しましょう。

③大腸兪(だいちょうゆ)

背骨と左右の骨盤のラインが交わるところにあります。

背骨に沿って親指で上から下にたどっていき、骨盤とぶつかった左右のポイントが大腸兪のツボです。

からだの中心に向かって、息を吐きながら、親指の指先でゆっくりまわすように押しもみます。

左右同時に、親指でゆっくり5~7秒ほどかけてケアすると効果的です。

この動作を7~10セットくらい繰り返しましょう。

④承扶(しょうふ)

お尻と太もものちょうど境界線の溝の中央にあります。

坐骨周りの筋肉の収縮や伸長を助けるツボなので、坐骨神経痛の緩和に役立ちます。

両方の中指をツボに当てて、お尻を持ち上げるように押します。

からだの中心に向かって左右同じ強さで押す感じがよいでしょう。

中指で左右同時に5~7秒押し続け、これを5セットほど繰り返すと効果的です。

坐骨神経痛に効くツボ2

⑤委中(いちゅう)

膝の裏面で、膝を曲げるところに横シワが入るところの中央にあります。

ツボを押すときは、親指を反るような感じにして、そのまままっすぐ力を入れていきます。

やや強め(痛気持ちよいぐらい)の力加減で5~7回押しもみ、3秒ほど緩めます。

この動作を3~5回繰り返しましょう。

⑥承山(しょうざん)

つま先立ちをしたときにふくらはぎにできるくぼみで、ふくらはぎの筋肉の真ん中の一番筋肉が盛り上がっているところのやや下側にあります。

両手でふくらはぎを包むようにして、両手の親指を重ねて、ツボを3~5秒かけてゆっくり押してみてください。

この動作を3~5回繰り返しましょう。

あまり強く押しすぎると、後からもみ返しのような症状が出てしまう場合がありますので気をつけましょう。

ツボマッサージの基本動作

ツボマッサージの基本動作は、大きく分けて、「押す」、「なでる」、「もむ」の3つです。
これらをいろいろ試してみて、ご自身で効果的と思うものを組わせるとよいでしょう。

押す「指圧法」
  • 親指で押す「母子指圧法」

    親指で押す「母子指圧法」

    親指の腹でツボを押し、筋肉のこわばりをほぐしていきます。
    力の入れ具合は、片方の親指で押す方法と両手の親指で押す方法を使い分けるとよいでしょう。
  • 4本の指で押す「四指指圧法」

    4本の指で押す「四指指圧法」

    親指以外の4本の指の腹を手前に引くようにしてツボを押します。
  • 両手の手のひらで押す「手掌指圧法」

    両手の手のひらで押す「手掌指圧法」

    手のひら全体で押します。
    両手を重ねると強く押すことができます。
なでる「軽擦法」
  • 親指の腹でなでる「母指軽擦法」

    親指の腹でなでる「母指軽擦法」

    親指の腹や親指の先でなでます。

  •  2本の指でなでる「二指軽擦法」

    2本の指でなでる「二指軽擦法」

    人差し指と親指の間にケアする部分をはさんでなでます。

  • 4本の指でなでる「四指軽擦法」

    4本の指でなでる「四指軽擦法」

    人差し指から小指までの指の腹や指の先でなでます。

もむ「揉捏法」
  • 手のひらでもむ「手掌揉捏法」

    手のひらでもむ「手掌揉捏法」

    手のひら全体をケアする部分にあて、筋肉をしぼったり、こねるようにもみます。
    手や足をケアするときは、末端から心臓にむけてもむようにします。

  • 2本の指でつまみながらもむ「二指揉捏法」

    2本の指でつまみながらもむ「二指揉捏法」

    親指と人差し指で筋肉をはさみ、つまむようにしてもみます。

  • 4本の指でもむ「四指揉捏法」

    4本の指でもむ「四指揉捏法」

    人差し指から小指の腹や小指の先でなでます。

出典:公益社団法人日本サウナ・スパ協会「サウナ・スパ健康アドバイザー公式テキスト」

 

【まとめ】【坐骨神経痛におすすめ】お風呂上りやサウナのツボマッサージ【サウナ・スパ有資格者が解説】

坐骨神経痛におすすめの「温冷浴&サウナのツボマッサージ」を紹介させていただきました。

ご注意
この記事は、温冷浴やサウナの振興を目的とした立場から、健康増進に役立つ、おすすめのツボマッサージを紹介するものです。
ツボマッサージは自己責任で行ってください。
また、体調がよくないときや、つらい症状などが出たときは、ツボマッサージをやめ、専門の医療機関を受診することをおすすめします。

あわせて、温冷浴やサウナは正しい方法で、ルールとマナーを守って、気持ちよく利用するように心がけましょう。

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