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【幸せホルモン「セロトニン」の分泌におすすめ】お風呂上りやサウナのツボマッサージ【サウナ・スパ有資格者監修】お役立ちアイテム・クチコミ

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セロトニン分泌ツボマッサージ-eye-catch

こちらの記事でサウナ・スパ有資格者が幸せホルモン「セロトニン」の分泌におすすめのツボマッサージをご紹介します。
お風呂上りやサウナで行うと効果的です。
ぜひ、お試しください。

 

執筆者の紹介

この記事は公益社団法人日本サウナ・スパ協会認定(厚生労働省後援)の有資格者が執筆しています。

サウナ・スパ資格認定証

※個人情報など一部加工しています。

 

幸せホルモン「セロトニン」について

私たちの脳内では常に細胞から細胞へ無数の信号が伝えられています。
この信号を伝える神経伝達物質です。
神経伝達物質は約20種類ほどあり、そのひとつにセロトニンがあります。
神経伝達物質には「何かを促進させる」ものと「何かを抑制する」ことにはたらくものがありセロトニンは抑制にはたらきます。
セロトニンは脳の興奮を抑えて心身をリラックスさせる効果があります。
反対に不足するとイライラや不安・恐怖などのストレスを感じやすくなります。
意欲や集中力の低下、気分の落ち込みなど心が不安定になり、自律神経の調節機能のほか、めまいや頭痛など体の不調にもつながります。

セロトニンの効果

  • 怒りや焦りなどのマイナスな感情を抑制し精神を安定させます。
  • 緊張の原因であるノルアドレナリンのはたらきを抑えてストレスに強くなります。
  • セロトニンは睡眠ホルモンである「メラトニン」の材料であり、睡眠の質に影響します。
    セロトニンが日中に活発にはたらくと快眠を得やすくなります。
  • 目覚めがよくなり頭がスッキリしてポジティブな気分で過ごせるようになります。

セロトニンが減少する原因

セロトニンが減少する原因には様々なものがあります。

セロトニンを増やす方法

  • 日光を浴びる
    朝散歩などの規則正しい運動習慣がおすすめです。
  • リズム運動を行う
    ウォーキングやスクワットなどの適度な運動がおすすめです。
  • 咀嚼運動を行う
    ガムやグミを噛むことも効果的な咀嚼運動です。
  • 食生活を改善する
    セロトニンの材料となるアミノ酸を多くタンパク質を食生活に取り入れましょう。
    専門のサプリメント、魚・豆腐・卵などや、豆類、バナナなどで摂取できます。
  • ツボマッサージを行う
    幸せホルモン「セロトニン」の分泌におすすめのツボマッサージをご紹介します。

ツボとは

ツボイラスト

ツボは東洋医学で「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、わたしたちの身体に無数に存在し、生命エネルギーを供給する出入口のような役割を果たしています。
公益社団法人日本サウナ・スパ協会「知っておきたいサウナ・スパの基礎知識」

 

【幸せホルモン「セロトニン」の分泌におすすめ】お風呂上りやサウナのツボマッサージ【サウナ・スパ有資格者監修】

幸せホルモン「セロトニン」の分泌におすすめのツボ

  1. 温冷交代浴やサウナで身体を温めます。
  2. 次のツボをマッサージしてよくほぐします。

セロトニンに効果的なツボ1

①四神聡(ししんそう)

四神聡(ししんそう)は、頭頂部の中心の前後左右親指の幅 1 本分のところにあります。
 「神」は精神の意味、「聡」は聡明の意味で、精神状態を落ち着かせることができ、自律神経のバランス が是正され、頭の感じをスッキリさせる効果があるツボです。
親指、人差し指、中指でゆっくり3~5秒ほどかけて押します。
この動作を5~7セットくらい繰り返しましょう。

セロトニンに効果的なツボ2

 

②合谷(ごうこく)

手の甲側の親指と人差し指の 間でくぼみの部分にあります。
親指をツボにあて、残りの指4本を手のひらにあてて、痛気持ちよいぐらいの力加減で押します。
5~7秒かけてゆっくり押して3秒離すの動作を、両手に5~6セットずつ行いましょう。

ツボマッサージの基本動作

ツボマッサージの基本動作は、大きく分けて、「押す」、「なでる」、「もむ」の3つです。
これらをいろいろ試してみて、ご自身で効果的と思うものを組わせるとよいでしょう。

押す「指圧法」
  • 親指で押す「母子指圧法」

    親指で押す「母子指圧法」

    親指の腹でツボを押し、筋肉のこわばりをほぐしていきます。
    力の入れ具合は、片方の親指で押す方法と両手の親指で押す方法を使い分けるとよいでしょう。
  • 4本の指で押す「四指指圧法」

    4本の指で押す「四指指圧法」

    親指以外の4本の指の腹を手前に引くようにしてツボを押します。
  • 両手の手のひらで押す「手掌指圧法」

    両手の手のひらで押す「手掌指圧法」

    手のひら全体で押します。
    両手を重ねると強く押すことができます。
なでる「軽擦法」
  • 親指の腹でなでる「母指軽擦法」

    親指の腹でなでる「母指軽擦法」

    親指の腹や親指の先でなでます。

  •  2本の指でなでる「二指軽擦法」

    2本の指でなでる「二指軽擦法」

    人差し指と親指の間にケアする部分をはさんでなでます。

  • 4本の指でなでる「四指軽擦法」

    4本の指でなでる「四指軽擦法」

    人差し指から小指までの指の腹や指の先でなでます。

もむ「揉捏法」
  • 手のひらでもむ「手掌揉捏法」

    手のひらでもむ「手掌揉捏法」

    手のひら全体をケアする部分にあて、筋肉をしぼったり、こねるようにもみます。
    手や足をケアするときは、末端から心臓にむけてもむようにします。

  • 2本の指でつまみながらもむ「二指揉捏法」

    2本の指でつまみながらもむ「二指揉捏法」

    親指と人差し指で筋肉をはさみ、つまむようにしてもみます。

  • 4本の指でもむ「四指揉捏法」

    4本の指でもむ「四指揉捏法」

    人差し指から小指の腹や小指の先でなでます。

出典:公益社団法人日本サウナ・スパ協会「サウナ・スパ健康アドバイザー公式テキスト」